鈴木商店さんのHPを見ると、AGATが近々入荷し、この機会を逃すともう何時入手できるかわかりませんよ的なことが書いてあり、早速予約。(2003年11月)
ロシアカメラ、正確にはアガートはベラルーシ産だけれども、こういうのはハズレをひくリスクがとても大きいので、購入にあたって慎重になるか、あるいは投げやりになるかの二者択一を強いられる。
その点、鈴木商店さんの商品は初期不良への対応やサポートもしっかりされていて、お得感アリ。採算とれているのか心配だが...
到着したブツを確認すると、ファインダー横の光漏れする箇所には遮光の措置がされており、おまけに予備の植毛紙も付いていて、至れり尽くせりで感謝感激。さっそくフィルムを入れて試写→現像→スキャン。おお!ちゃんと写ってる!露出もそこそこ合ってるしピント目測で最短0.9mも結構イケてる(ちょっと自慢)。
箱の中に藁半紙を束ねたかんじのロシア語取説が入っていたので見てみると、シャッタースピードは1/30から1/500までとの記載あり。
本当か?
さっそく本体を分解。シャッターはというと、びっくりするくらいチープな二枚羽根シャッターで、これでどうやって1/30から1/500まで変化すると主張できるのかさっぱりわからない。


もう一度、スキャンしたのをじっくり見ると、
ん? これは露光ムラ? いや、光漏れ...
ああやはり真ん中からパカッと割れるボディ構造ゆえ、根本的に遮光上の問題あるらしい。
ハァ、予想通りの一筋縄では行かないさ加減にうれしいやら、ちょっと疲れるやら。
Back
AGAT 18K
main
>>
camera
>>
point & shoots
AGAT 18K